こんにちは。

最小限の労力で生きることを目指す、
30代独女ミニマリスト「しらたま」です♨︎
今回の記事では、私が実践している「低ストレスな働き方」について説明します。
結論から言うと、「障がい者グループホームの世話人」(以下、「世話人」という)へ転職して、週2勤務を実現しました。

働く日数を減らしたら生活が維持できなくない?

大手勤務とかフリーランスの人にしか無理じゃない?
と思うかもしれませんが、安心してください。
私は、スキルなし、資格なし、現在は非正規です。

さらに自己紹介すると…
- ストレス耐性なし
- 体力なし
- 協調性なし
- 職場の人間関係は全力回避
…働くことに適正を感じさせないタイプです。
そんな私でも週2日勤務を実現し、精神的にラクだと感じているのが、この記事で紹介する「世話人」というお仕事です。
- 世話人の業務内容
- 勤務時間
- 給与
- メリットデメリット
- 求人の選び方
働く日数を減らしたら、お給料もかなり減るのでは?
と、不安に思う方も多いかと思います。

私は週2勤務で月16万円前後の手取りがあります。
収入についても詳細に説明しますのでご安心ください。
精神的にラクだと感じる、世話人の仕事について
私は現在、障害者グループホームの世話人として勤務しており、主に夜間(宿直専従)として働いています。
給与、労働時間は?
- 職種:世話人
- 雇用形態:パート(夜勤専従)
- 労働日数:週2日(月8日前後)
- 労働時間:1勤務16時間
内8時間は仮眠時間(休憩) - 給与:月16万円前後
業務内容は?
- 食事提供
- 施設内清掃
- 服薬確認
- 金銭管理(お小遣いを預かる)
- 相談業務(雑談、相談や不満の傾聴など)

掃除や自炊ができる人なら、問題なく働けます。
湯煎するだけの食事を提供する施設もあるので、お料理が苦手とか嫌な人はそういう施設を選ぶのもありですね。
どんな方が住んでいる?
- 軽度の精神、知的、身体障害がある方
- 自分のことは自分でできる方(食事や排泄などの介助不要)
世話人として働くメリットとデメリット
メリット
- 1人勤務なので気楽
- 仕事量が少ない
- 業務が都度完結型
- 60代以降でも働ける
- 食事提供、施設清掃、利用者さんとの会話以外は仕事がない
- 勤務時間の半分は仮眠時間として設定されている
- 他施設へも転職しやすい
都度完結型の仕事は、精神的にかなりラクですね。
- 仕事量が少ない
=ミスが起こりにくい、仕事が溜まらない - 業務時間外にも感じていた仕事の不安から解放
上記は、仕事が苦手な私にとって本当に重要な要素でした。
今後転職するにしても「1日完結型の業務」は絶対に押さえておきたいポイントだと実感しています。
転職のしやすさ(別施設への移りやすさ)もメリットですし、地域差はあると思いますが、割といつでも求人があります。
夜型勤務、Wワーカーが多い、子育て世代のライフスタイルとは合いにくいなどの理由から、雇用が安定しないのかもしれません。

ちなみに、良くも悪くも、業務共有含めて様々なことがアナログで行われている施設が多い印象です。

PC作業や電子機器類に苦手意識の強い方には、メリットかもね。

世話人が全員60歳以上という施設もあったし、今の勤務先も平均年齢が50代らしいので、老後もチャレンジしやすい職業ではありそうです。
デメリット
- 熟睡はできない
- 仮眠場所が個室ではないことがある
- 宿直明けはそれなりに疲れる
- 問題行動やクレームの多い利用者さんがいると大変
- 他者と一切関わりたくない人には向かない
仕事とはいえ世話人も人間です。
理不尽な要求やクレームが続けば、すり減るし、嫌になります。
そのため、利用者さんの本格的なメンタルケアは「有資格者の方々の仕事」と割り切ることが重要です。
入社後のオリエンテーションでも、

利用者さんの愚痴は、聞き流すくらいでいいです。
自分が潰れないように境界線を意識してくださいね。
と言われました。
勤務中に困ったこと
施設や利用者さんによって起こる問題は様々だと思いますが、勤務先で実際に起きた出来事をいくつか紹介します。
- 無断外泊
- 感染症対策を無視
- 不平不満の無限ループ
利用者さんは精神や知的に障害をお持ちなので、ルール説明→理解→解決。とスムーズには運ばないこともあります。
とはいえ、静かに過ごされる利用者さんが大半ですし、月に何度も問題は起こりません。勤務日数が少ない分、こういった状況に遭遇する確率も少ないです。
求人選びについて
求人はとにかく出ているもの全てチェックしていました。
- 給与
- 仮眠環境
- 仮眠時間内の巡回有無
- 食事提供に細かいルールがない
- 一軒家タイプorマンション(サテライト)型
- 女性専用or男女混合
求人選びで特に注意していたこと
介助のない施設にする
グループホームの世話人の求人で、食事・入浴・排泄の介助(見守り)などの記載があったら注意してください。
求人に表記がない場合もあるので、気になる求人があった場合は、必ずその施設が出している他求人や、施設のWEBサイトをチェック。そこに「介助」「見守り」などとと書かれていたら要確認です。
私も実際にこのような問い合わせをしたことがありました。

過去の求人情報に「介助あり」と記載がありました。
業務に介助が含まれる場合は、身体的に不安があるので、面接を辞退させていただきたいです。

過去に介助が必要な方がいましたが、現在はいません。

施設としては介助が必要な方を受け入れており、今後そのような方が入居された場合は、介助をする必要があるのですか。

はい、あります。

辞退いたします。
感じ方は人それぞれだと思うのですが、私はこういった求人を出す施設を信用できません。
なんでも後出しという運営体質は働く上で非常に不安です。働き出してから業務内容がハードな方向に変わる可能性を隠すのは、言い方が悪いですが卑怯だなと思います。
ちなみに介助がある場合は「生活支援員」の表記が正しいそうです。
グループホームにおける生活支援員と世話人の業務内容の違いは以下の通りです。
生活支援員 食事・入浴・排せつの介助など、介護を伴うサポート 世話人 家事・服薬・金銭の管理など、生活に関するサポート 引用元:”生活支援員とは?世話人との違いやグループホームでの仕事内容を解説” .障害者の就労移行支援事業所チャレンジド・アソウ. 2022年7月7日.(2024年12月18日)
利用者さんの暴言、暴力の有無
自分のことは自分でできる、軽度の障がい者をお持ちの方々が住んでいる。
前提条件はどのグループホームも同じですが、それぞれが抱えている課題には個体差があります。
身の危険を感じる施設もある、ということを念頭に置き、面接の際にしっかり確認することをお勧めします。
実際、とある施設ではこのように説明を受けました。

当施設では、特定の利用者さんから職員への暴言がありますので、そういう心算で勤務にあたってください。
過去には、刃物を奪われるトラブルもありました。調理中や作業中に利用者さんが近づいてきた際は、包丁やハサミを隠すようにしてください。
このような状況でも、自分が納得して働くなら問題ありません。しかし知らずに入職した場合は心理的ダメージは大きく、早期退職につながりかねません。
親切な施設であれば、最初から実情を共有してくれますが、そうとは限らないので疑問点は面接時点でしっかりと確認することが重要です。
巡回について
夜間巡回がある施設で働いた経験はありませんが、いくつか求人を調べてみました。
おおよそ22〜6時の間に、2〜3時間ごとの巡回をするようです。
巡回がある場合は、仮眠をしていても都度起きる必要がありますね。というか、おそらく仮眠は出来ないと思うので、夜間巡回のある施設は避けました。
まとめ
世話人に転職してから、自分の時間が増えて、業務負担が激減し、悩みもやストレスも減りました。
対人の仕事なので、合う合わないや施設による差も大きいとは思いますが、相性のよい施設を探しながら転々とするのもありだな〜と今の所は思っています。
今後も「楽な働き方」「良さそうな求人」を常にチェックして、良い情報があれば調査してブログ更新しますのでお楽しみに〜!!