こんばんは。
しらたま（@shiratama_8man）です。
今回は、大手企業・中小企業・ほぼ零細に近い職場で働いた経験から、
企業規模ごとに感じた「従業員の人間性の差」についてまとめます。
あくまで私個人の体験談ですが、転職や職場選びの参考になれば幸いです。
結論：企業規模ごとの“働きやすさ”の私的順位
書くまでもないと思うのですが（＾ω＾）汗
私の感覚では以下の順です。
- 大手企業（建設）
- 中小企業（卸売・医療）
- ほぼ零細の中小企業（福祉）
※カッコ内は実際に勤務していた業界です。
業種や職種の違いもあるとは思うのですが、
総じて規模が小さくなるほど「人の荒れ具合」が増えると感じました。
大手企業で感じたこと：まともな人が多い
大手起業（プライム上場企業、当時は東証一部上場）では「まともな人」が多い印象でした。
ここでいう「まとも」とは、
度を超えた陰湿さがなく、
社会人としての最低限のマナーが保たれている人が多いという意味です。
人が多く、組織としての管理や評価が整っているため、変な行動が淘汰されやすいのだと思います。
私の所属部署は穏やかで、他部署も和やかな雰囲気でした。
もちろん大手でも例外はあると思います。
金融系や代理店に就職し、上司から強いパワハラを受けている知人達の事例を見聞きしていましたが、
給与や福利厚生の安定は心の余裕につながるという点は明確でしたし、本人達もそう言っていました。
当時、知人が真にその選択で良いと考えていたかは解りません。
ただ、経済的な余裕があると、精神的消耗の度合いが違うことは明らかだなと、知人達を見ていて思いました。
中小企業で起こりがちな問題：人間関係と管理の脆弱さがある
中小企業では、性格のきつい人に出会いやすく、管理が甘いことで問題が放置されるケースが多いと感じました。
私が働いた2社の印象を簡潔にまとめます。
1社目（卸売業）
他部署に幼稚な嫌がらせやマウントを取る女性社員がおり、一人の従業員が虐めが原因でで辞めたという話を聞きました。
男性社員の役職者にも、差別用語、セクハラ用語連発のパワハラ社員がいましたが、誰からも指導が入らない状態。
自部署の上司達は人格者だったため、奇跡的に平和に働けていましたが、
会社全体としては、不遇な扱いを受ける従業員が多い印象でした。
上層部の問題が特に顕著で、役員の横領、二重●簿、役員が部下(一般社員）から無理やり借金をするなどの問題もあったようです。
これらは中小企業且つ、一族経営による社内構造の歪みが大きな原因だと思いました。
2社目（医療）
ここでは、セクハラ、フキハラ、業務妨害、業務放棄を平然と行う社員が部署6人中に2人もいました。
しかもその問題社員達の担当業務が総務であったため、様々な事務手続きが滞り、多くの従業員が私生活上で必要な手続きを進められない状態に陥っていました。
経営層が放置している点も大きな問題です。
医師からのパワハラも横行しており「管理部としても、会社としても、機能していない」と感じていました。
零細企業で感じた“悪意のある対応”の増加
福祉職で働いた2社は、私が経験した中で最も悪意を感じる場面が多かったです。
小規模ゆえに個人的な感情が業務や対応に強く影響しやすく、
結果として必要な手続きが滞ったり、さまざまな方面で従業員や利用者の方へ不利益が発生していました。
また、労働者側の権利に対する意識も低いと感じました。
自ら労働環境の改善を阻むような行動を繰り返す人が半数以上。
自発的なサビ残、会社側に解決させるべき問題を非正規同士で解決しようとする、それらの価値観を押し付けてくるなど、厄介な人が多かったです。
自ら搾取されに行く人が多いと、ますます労働環境は悪くなります。
1社目
退職後に年末調整や給与明細が送られてこず、代表の指示で私への書類送付を止められていたと社員の方から聞きました。
（社員さんが秘密裏に送付してくださり事なきを得た）
そもそも年末調整が完成したのも2月で、在職中は何度も発行の催促していたにも関わらず、遅延が発生していました。
会社側の不備だけでなく、明らかな悪意も感じた出来事でした。
2社目
職員の感情的な逆上や癇癪が日常的に発生し、給与明細が頻回に謝っているなどの信じがたいミスが起きていました。
有給休暇や社保加入など、労働者の権利についても会社からのアナウンスは一切なし。
直接確認してようやく明るみになるような状態ですが、レスポンスも悪いです。
あと、話が通じないと言うか、何を聞いても要領を得ない回答が返ってくることが非常に多かったです。
退職の話を進める過程では、感情的に言葉を投げられるなど、対応が雑。
1社目と2社目、いずれの会社も非正規雇用者に対する要求は高い一方で、
基本的な手続きや対応が後回しにされるという傾向が強く見られました。
会社として、退職時の手続きや書類の送付は淡々と行われるべきです。
感情で対応を変えたり、必要書類を送らないというのは企業（人）としての信頼性を欠く行為だと感じます。
管理面だけでなく、人間性にも問題のある経営者が多い印象を抱きました。
まとめ：規模による「環境の安定性」の違い
大手が必ずしも完璧というわけではありませんが、最低限の人間性が担保されている確率は高いと感じました。
中小・零細では管理の甘さや問題社員の放置、感情的な対応が起きやすく、結果として働きにくさが増す傾向にあると感じます。
私の場合、今後は非正規雇用で働くことを前提としているので、パートなどであれば大手に勤めることは可能です。
なので、信頼できる人からの紹介などを除いては、もう大手以外で働かないようにしようかと考えています。
ただ非正規雇用メインの職場となると、民度問題は引き続きの懸念事項です。
しかし、コンプラ室、社員教育が行き届いていれば、何もない中小企業よりは安心できると考えています。
事務手続きなどのシステマチックなことについては、不安要素はなくなるでしょう。
職場選びでは仕事内容と同じくらい「どんな人と働くか」が重要。
私の体験が、転職や就職の判断材料の一つになれば幸いです。
私自身も、過去の経験を活かして、今後の職場は慎重に選ぼうと思います。
本日も読んでくださりありがとうございました（＾ω＾）
それでは、また。
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