【失敗談】在宅勤務が叶わなかった私が行き着いた「がんばらない働き方」

在宅勤務を諦めたら、自分らしさに出会えた 仕事
しらたま
しらたま

こんにちは。組織に馴染めたことがない、しらたま(@shiratama_8man)です。

体力がない、業務以外での雑談が苦痛。

そんな私の憧れは、在宅勤務。

適応障害を発症したこともあり、自宅でできる仕事をしたい思いが日増しに大きくなっていきました。

そこで、社会復帰を機にWEB系の職種に転職するために行動しましたが、見事に挫折。

原因は、自分の適性を、大雑把にしか理解していなかったからです。

今回は、そんな私の「仕事選びの失敗談」と、「自分に合う働き方を見つけるためにやったこと」をご紹介します。

失敗① WEB職に憧れて職業訓練へ。でも現実は厳しかった

休職していたため、いきなり就職活動はせず、まずはWEB制作の職業訓練を受講しました。

しかし、未経験からリモート勤務が可能な仕事に就くのはハードルが高いです。そのような求人はほぼありません。

また、WEBデザイナーへの就職を目指す途中で「やりたくない」「向いていない」と感じる要素も多数ありました。

  • 納期に応じて残業発生
  • クライアント対応必須(対人、調整業務)
  • イレギュラー、急な対応が必要
  • チームでのコミュニケーションが必須
  • 常にスキルアップが求められる

私の望む就業条件は

  • 定時上がり
  • 顧客や同僚との接触は最低限
  • ルーティンワーク

なので、明らかに自分には向いていない業種だなと思ったんです。

副業やフリーランスを選択する道もあるとは思いますが、それには営業力が必要です。

自分を売り込み、報酬の交渉をする。

いずれも自分には向いていません。

しらたま
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ちなみにWEBデザイン自体も向いていなかったです。

失敗② 在宅勤務以前に、企業に馴染めない体質であることを忘れていた

在宅勤務ができる事務職にも応募しましたが、どこも高倍率。

スキルのハードルも高く、採用には至りませんでした。

そこで在宅勤務へのこだわりを手放して、前職と職業訓練校で学んだことを活かすことにしました。

WEBサイト管理+事務の仕事に再就職。

正社員として社会復帰をして、安心していたのも束の間。

普通に働く”ことが向いていない。

という事実と思いが日増しに強化されていくことになります。

  • 業務量が多い
  • 週5日出社がつらい
  • 職場内コミュニケーションがしんどい
  • ミスで落ち込むと終業時間外にも悪影響
  • 業務の連携(責任の押し付け合い)がストレス

そして早期退職の決め手となった、モンスター社員、パワハラへの遭遇がありました。

困っている女性社会人のイラスト

ここでようやく、「本当に自分に合う条件」を考え直すことになります。

立て直し①「どんな働き方がラクか」をゼロから見直す

次の転職活動では、以下の条件を満たすことができる仕事を幅広く検討しました。

  • 週3日勤務
  • 単純作業
  • 業務が都度完結型
  • 体調が悪い日も耐えられる内容
  • ワンオペ/1人作業の時間が長い
  • 大雑把に働ける(経理のように1円単位でチェックする必要なし)

そして、気になる候補をピックアップして、条件に適合するかを考えました。

  1. 家事代行
  2. 訪問介護(身体介護以外)
  3. 清掃
  4. グループホーム世話人

ここから最終的に選んだのが、グループホーム世話人(宿直パート勤務)でした。

立て直し② 選んだのは、”一人で淡々とできる仕事”

世話人のメイン業務はざっくり3つに分けられます

  1. 食事提供(家庭料理ができればOK)
  2. 施設清掃(自宅清掃と同程度でOK)
  3. 入居者さんのお話相手

22時〜翌6時は入居者さんは居室で過ごす決まりがありるため、世話人もその時間は休憩(仮眠)ができます。

また、単純作業で、都度完結する業務はとてもいいです。

仕事が苦手な私でも気楽に働けていますし、業務時間外に仕事のことを考えることが格段に減りました。

世話人の仕事については、こちらで詳しく記事にしております。

【まとめ】理想は更新していい。今の自分に合う働き方へ。

今回の転職活動を通し、「今までの自己分析が大雑把だった」ことに気がつきました。

たとえ在宅勤務ができたとしても、複数のタスクを同時にこなし、上司や同僚とまめなコミュニケーションを取りながら仕事をする環境であれば、疲弊して退職していたと思います。

しらたま
しらたま

私は職場に付随する対人関係も、マルチタスクもとにかく苦手なのです。

人と関わりたくない』『ミスが多い』といった一言で済ませず、

どんな環境なら楽に働けるのか?
どんな仕事なら負担が少ないのか?をしっかりと掘り下げることが必要でした。

今後もむやみにスキルアップしようとせず、自分にとって無理のない働き方をして、ゆるく暮らしていきたいと思っています。

しらたま
しらたま

自分が何が嫌で何が心地よいかは、自分が1番知っています…!

この記事を書いた人
しらたま

アラフォー独女。
実家に戻り、介護に備えた自宅の断捨離に苦戦中。
正社員→非正規週2日の夜勤労働
家事も労働ミニマムに。最低限の労力で生きる方法を模索しています。

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