本日は、「求められていないアドバイスは相手を消耗させる」というテーマについてお話しします。
消耗させてしまうと考えている理由は4つあります。

この記事は、Youtubeのラジオ配信を文字起こし、編集して記事にしています。
求められていないアドバイスをしない理由
求められていないアドバイスをしない理由は4つあります。
1. 求められていないアドバイスは相手を消耗させる
いらないアドバイスを受けたとき、

あなたの意見はいりません
とはなかなか言えませんよね。
つまり、相手は本音で切り返せないストレスを受けている可能性があります。
無視するわけにもいかないので、何らかのコメントやお礼も言わなければ…と考えさせてしまう。
そうした負担を相手にかけることになるため、安易なアドバイスは避けています。
2. ほとんどのことは調べればわかる
多くの情報はインターネットで検索すれば簡単に得られます。
そのため、私が伝えられるようなことは、すでに相手が知っている可能性が高いのです。
また、相手には私よりも身近な人がいて、必要ならその人からアドバイスを受けることも想定できます。
そう考えると、自分が口を挟む場面ではないと感じます。

教えて。意見ちょうだい。
と言われたらアドバイスすればいいだけです。
シンプル!!
3. アドバイスは「誰から言われたか」が重要
「何を言うか」よりも「誰が言うか」が大切だと言われます。
アドバイスを求めるときは、「特定の人の意見が聞きたい」「信頼している人に相談したい」と思うものではないでしょうか。
つまり、相手が私に助言を求めていない時点で、私が何を言っても余計なお節介になってしまうと考えています。
4. 相手はそもそも悩んでいない可能性がある
これは私にアドバイスをしてくる人に多い傾向です。
私自身がネガティブに捉えていないことに対して、相手の価値観で心配をして、その価値観を心配やアドバイスと言う形で押し付けてくるケース。
心配するという段階までは、個人の心の中での出来事なので問題ありません。
しかしアドバイスをするとなると話は別。
相手にとっては「気にする必要のないことを指摘された」というストレスになりかねません。
特に、親しい間柄でもない限り、お互いの表面的な部分しか見えないわけですから、ますます余計な事は言わないほうがいいと個人的には考えていますね。

フォローのつもりが、相手のストレスになっていたら本末転倒。
おまけ
すごい困っている人がいたとして、

もしかしたらこの情報は相手の役にたつかもしれない…
と、思った時は、伝え方を工夫することが大切だと考えています。
具体的には「このアドバイスは受け取らなくてもいいよ」「あなたに知識がないと思っているわけではないよ」という相手への敬意・決定権・アドバイスを三点セットにして届けること。
個人的には、こういう風に伝えてもらえた時に、相手の思いやりや優しさを感じます。
押し付けでもなく、アドバイスして自分が気持ちよくなりたいわけでもなく、助けようとしてくれているのだなと思い嬉しくなります。
まとめ
私が求められていないアドバイスをしない理由は以下の4つです。
- 相手を消耗させてしまう
- ほとんどのことは調べればわかる
- アドバイスは誰から言われるかが重要
- 相手はそもそも悩んでいない可能性がある
こういった理由から、私は安易にアドバイスをしないように気をつけています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。