
こんにちは、しらたまです。
この記事は、Youtubeのラジオ配信を文字起こしして編集したものです。
今日は「物を買うときに考えること」について記事にします。
昔はと今では、根本的な考え方が変わりました。
昔の買い物スタイル
3〜4年前までは「お得だと勘違いした浪費」と「見栄を満たすための浪費」を繰り返してしていました。
常に消費に意識が向いていたんです。
今ある物で十分なのに、欲しい物を探し、お得に買うことや、先を見据えて買うことに対して満足感を感じていました。
今になり考えてみれば、要らない物を買っている時点でコスパが悪いし、損になることをしてるだけなんですがね…。

欲しい物を探す。
完全に無駄な行為です。
現在の買い物スタイル
今は、「これを買うために、何時間働かないといけないのか?」を基準に考えるようになりました。
例えば、3,000円の洋服を買うなら、時給1,000円の仕事だと3時間分の労働が必要になります。
そして3時間の労働をするためは通勤や準備の時間も含まれるので、実際はもっと長い時間を費やすことになります。なんなら前日から「明日仕事か〜」と憂鬱になります。
今時点で、私にとって「働く」とは、「時間と感情を切り売りすること」なので、生活必需品以外は労働してまで欲しい物ではないという結論に至ることが大半です。
結果として、物欲がどんどんなくなっていきました。

不用品を買うために働くなんて嫌だ!!
月給制から時給制になり考え方も変化
月給で働いていた頃は、今よりも時間を切り売りしている感覚が希薄でした。
「毎日出社」「毎月固定のお金が入る」ことに慣れすぎて、麻痺していたんだと思います。
正社員をやめて時給制で働くようになってからの方が、お金を稼ぐことの重みをより感じるようになり、物の価値をより慎重に考えるようになりました。
収入が下がったことも大きいですが、今後収入が上がることがあっても消費活動に対する価値観は変わることがないと思います。

必要以上に自分を働かせたくない。
他人(会社)のためにそこまで頑張りたくない。
所有コストが自分を苦しめる
高い衣類を購入したら、クリーニングが必要。
高い時計を購入したら、高額なオーバーホールが必要。

高い買い物は、その後の維持費も高くつきますね。
安い物だとしても、所持数が増えればそれだけの収納スペースが必要になり、管理する対象物が増えるので疲労度も上がります。
さらに、そこまでお気に入りではない物や不用品でも、手放す時には「失うストレス」が発生するそうです。
それなら最初から持たない選択をする方が、消耗せずに生きられると思っています。

ストレス削減!
洋服への意識の変化
私がお金を使っていたのは主に服飾品でした。
しかし、今はほとんど外出しません。
なので外出用の服はシーズンごとに1セットあれば事足ります。着回しさえも不要です。
手持ちの服は、シンプルでオフィスカジュアル寄りなので、ある程度どんな場所でも対応できます。

服選びも迷わないので本当に楽です
それ以外は部屋着・仕事着・寝巻きの全てをスウェットに全任しています。超楽ちんです。
身の丈に合わないブランド品を手放す
30歳頃までは家賃どころか月給以上の価格のバッグや時計をいくつか所持していました。
しかし私は昔も今も薄給労働者です。古民家のような自宅住み、駅まで自転車で移動している。
そんな私の自転車のカゴに入っている高級ブランドのバッグ見て、ある時急に「変なことしてるな」「かっこ悪いなあ」と思ったんです。
本当にそのブランドが好きで、こだわりや大きな愛着を持っているわけではなかったので、「これらは全て見栄の象徴」だと気づいて、自然とブランド品から距離を置くようになりました。
これからの買い物
今後は、安価で気に入ったものを長く使うことを大切にしようと思っています。
フェアトレードの商品を選ぶことも意識していますが、経済的な事情もあるので、うまくバランスを取りながら買い分けていくつもりです。
また、編み物を始めたことで、自分で作る楽しさを感じられるようになりました。飽きたりサイズを変えたくなったら、解いてまた新たに作り直せるのも魅力です。

編み物はマインドフルネスにもなるので良いです
まとめ
物を減らすことで、管理や維持にかかる労力も減り、見栄からも解放され、精神的にも楽になりました。
これからも、物を増やすのではなく、基本的には減らす方向で、本当に必要なものだけを厳選して暮らしていこうと思います。

最後まで読んでくださって
ありがとうございました(^ω^)