宿直勤務と割増賃金|労基署に相談してわかったこと【障害者グループホーム世話人の体験談】

宿直勤務と割増賃金について労基署に相談した障害者グループホーム世話人の体験談 仕事

こんにちは。
障害者グループホームの世話人として宿直勤務をしている、しらたま(@shiratama_8man)です。

宿直勤務をしていると、

「どこまでが待機で、どこからが労働時間なのか?」
「この業務も宿直手当に含まれるのだろうか?」

と迷う場面があるかもしれません。

私も世話人として働く中で同じ疑問を抱き、労基署に相談しました。

その結果、こんな答えを得られました。

  • 短時間の対応などは宿直手当の範囲内
    例:眠れない利用者さんの話を10分ほど聞く、巡回、電話対応、門限を過ぎた利用者さんの帰寮待ち
  • 実際に動く業務は割増の可能性
    例:利用者さんの捜索、薬を買いに行くなど
  • 一律ルールはなし
    状況ごとに判断が変わる


この記事では、あくまでも私が相談したケースを紹介してます。

同じように疑問を感じている方も、最終的にはご自身の勤務先の管轄である労働基準監督署に確認してくださいね。

宿直勤務と割増賃金で私が抱えた疑問とは?

入職当初まず疑問に思ったことがあります。

宿直手当で給与計算がされている時間内に業務が発生したら、給与計算はどうなる?
例:利用者さんから急な頼まれごとがあったとき

この件は会社に確認をしたのですが、明確な答えが得られませんでした。

宿直勤務と割増賃金の扱い|労基署に相談して確認したこと

会社の回答が曖昧だったため、労基署に相談をしました。

そこで説明を受けたのは次のような内容です。

  • 短時間の対応は宿直手当の範囲
    例:眠れない利用者さんの話を10分ほど聞く、巡回、電話対応、門限を過ぎた利用者さんの帰寮待ち など
  • 実際に動く業務は割増賃金の対象になる可能性あり
    例:利用者さんの捜索、薬を買いに行くなど
  • ただし一律のルールはない
    状況や度合いによって判断が変わる

事前にネットで情報収集もしましたが、
労基署から伝えられた「待機」と「労働」の判断とは異なる部分が多かったです。

そのため今後はまず最初に、労基署に直接確認する方が確実だと感じました。

雇用の件に関わらず、
一次情報での確認、専門機関への相談が、1番早くて確実な解決方法ですね。

労働基準監督署に相談するときの注意点

状況によりますが、
基本的に労基署はいきなり会社へ注意してくれる場所ではありません。

まずは自分で会社に確認や請求をすることが前提になります。

ただ、個人的には以下の流れがスムーズだと考えています。

  1. まずは労基に状況判断をしてもらう
  2. 労基の判断をもとに会社への確認依頼や請求を行う

この順番であれば、会社との無用なトラブルを避けつつ、納得できる結果になりやすいと感じました。

まとめ|宿直勤務と割増賃金はケースごとに確認を(私の体験談)

回の記事では、私が労基署に相談したケースを紹介しました。

大切だと感じたポイントを最後に整理します。

  • 宿直勤務では「待機」と「実際の労働」で扱いが分かれる
  • 短時間の対応、巡回、などは宿直手当の範囲
  • 警察への連絡や外出対応などイレギュラーな業務は割増の対象になる可能性あり
  • 一律のルールはなく、状況ごとに判断が変わる
  • 会社に聞く前に労基署で確認するとスムーズ

同じように疑問を持つ方も、
最終的にはご自身の勤務先が管轄の労基署に確認してくださいね。

▼私が世話人としてどんな働き方をしているか、仕事内容やメリット・デメリットについてはこちらにまとめています。

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