ミニマリスト流|無理なく続く防災食備蓄リスト【3〜7日分】

ローリングストックで管理するミニマリストの最低限防災備蓄 災害対策

身軽な暮らしを大切にしている私ですが、防災だけは例外です。

限られたスペースや予算でも無理なく続けられる、ミニマリスト向けの防災食・非常食の備蓄方法をまとめました。

基本は「食べ慣れた味」を選び、3〜7日分のローリングストックを目安にすると、非常時でもストレスなく備えられます。

今回の記事では、ズボラな私が行なっている工夫や、手軽に管理できるポイントなどをご紹介します。

防災食は「食べ慣れたもの」を選ぶ理由

非常時ほど、普段と同じ味が安心感を与えてくれます。慣れない食事は食欲不振や消化不良の原因にもなります。

日常で食べている食品を備蓄に組み込めば廃棄も減らせますし、体調不良や疲れで買い物に行けない時にも助かりました。

また、体調が優れない時でも「おいしい」「食べたい」と思えるかどうかは、備蓄の判断基準になると考えています。

最低3日、理想は7日分の備蓄量

内閣府の推奨は「最低3日、できれば1週間分」。

私の場合は基本的に7日分、日常的に消費する食品であれば14日分を目安に揃えています。

水が最優先!備蓄量の目安

飲用、調理用としての水備蓄

  • 大人1人あたり1日3リットル
  • 500mlペットボトルなら1日6本
  • アルファ米の調理にも必要です

生活用水としての水備蓄

私は生活用水をポリタンクに水道水で保管し、3カ月ごとに入れ替えています。飲用目的ではないため、交換頻度は少なめです。

保存期間の目安は、磐田市公式WEBサイト掲載の長期保存による水道水の変化に関する検証実験【結果報】を参考にしています。

水なしで食べられる非常食リスト

非常食・保存食として売られているもの

ひだまりぱん:
パッケージが缶ではないので、ゴミ処理や開封時の怪我を防ぐことができて良いです。調理不要で開けてすぐに食べられるのもいいですね。

えいようかん:
甘味の重要性はよく耳にしますね。ストレスの緩和に役立つそうです。えいようかんなら、栄養バランスも考えられているし、味も美味しいので、私は最低2箱を常に備蓄しています。

たべっこどうぶつ防災用:
被災中に心の栄養となるお菓子。私は昔からたべっこどうぶつが好きなので、こちらを備蓄しています。同居家族も「たべっこどうぶつ」が好きなため、1人1缶を切らさないようにしています。

野菜ジュース防災用:
被災中の食事は炭水化物がメインになりがちです。そのため、栄養面をフォローする野菜ジュースもストックしています。

長期保存食ではないが、ローリングストックしているもの

甘酒
毎朝飲みます。未開封なら常温保存可能です。栄養価が高く甘味があるため、食欲や免疫力が低下する被災時にも有用と考えています。

玄米甘酒:
携帯用。疲れた時、ゼリー飲料のようにそのまま飲むことができます。もちろんお湯に溶いて普通の甘酒として飲むこともできます。 

羊羹:
必ず2つ以上を鞄やポーチに忍ばせています。これとお茶があれば、どんな場所でも一息つけます。

無農薬オートミール:
豆乳で戻してグラノラ的に食べています。

豆乳:
普段からお菓子作り、ココア、カフェラテ、青汁に使っています。未開封なら常温保存可能なので、ローリングストックしています。

食べる時に水が必要

非常食・保存食として売られているもの

アルファ米: 
旅行には必ず持参します。宿泊先周辺にお店がない場合や、トラブルで夕食を取れなかった時にも助けられました。

長期保存食ではないが、ローリングストックしているもの

青汁:
毎日飲んでいます。フリーズドライ野菜は安価に揃えることが難しいため、野菜ジュースと青汁で栄養面をフォローするつもりです。

生姜パウダー:
生姜パウダーはスープ、甘酒、お味噌汁などに常用しています。白湯に入れれば生姜湯になり、冷え性・頭痛・吐き気の改善や殺菌、免疫力向上にも役立つそうです。

非常時は免疫力が下がりやすいため、意識的に取り入れるつもりです。

クエン酸:
疲労回復、消化促進などの目的で毎日飲んでいます。砂糖、塩と混ぜれば、経口補水液の自作も可能です。

インスタント参鶏湯スープ:
生姜が効いていて温まるので常備しています。アルファ米の白米を入れてお粥にしても良いです。

インスタントお味噌汁:
被災中、摂取が難しい発酵食品はお味噌汁で補給します。少しでも野菜が摂れる具沢山のシリーズがおすすめです。また、生味噌タイプではなくフリーズドライタイプを選んでいます。

カロリーメイト:
他メーカーのプロテインバーを食べると気持ち悪くなるため、栄養バランスが良く、素材もシンプルなカロリーメイトをローリングストックしています。

推し防災アドバイザー

私の推し防災アドバイザーは、髙荷智也さんです。ユーモアセンス抜群、わかりやすく、楽しみながら防災知識を得ることができます。

私は高荷さんのYoutubeと書籍を参考に、食料品と日用品の備蓄、防災リュック、防災ポーチの見直しをしました。

管理が面倒な人向けの、最低限の備蓄(2段階で想定)

本当に最低限と仮定する場合

  • :飲料、調理で必須
  • 天然塩:塩分・ミネラル補給に必要。※化学処理されていない天然塩であること
  • えいようかん:保存性が高く、手軽にカロリー補給できる
  • カロリーメイト:バランス栄養食品として、非常時に手軽に栄養を補給できる

さらに極限まで削る場合

  • 氷砂糖:長期保存可能で、エネルギー補給や疲労回復に役立つ
  • :飲料・調理・衛生の基本として必須
  • 天然塩:体の塩分・ミネラル補給に必要。化学処理されていない天然塩で栄養も摂取しやすい

まとめ|ズボラでもできる!最小限の備えで自分を守る安心感

今を犠牲にしすぎない。でも、いつかの自分を助けるためにも、無理なく続けられる最小限の労力とコストで備えることが、大切だと考えています。

▼日用品の防災備蓄はこちら

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