自分と向き合うために大切な6つのポイント【後編】

自分と向き合うために大切な6つのポイント実践編(継続の工夫とアウトプット方法を体験談で紹介) エッセイ

前編では「自分と向き合うための心構え」を解説しました。

今回はその続きとして、**実際に行動に移すための方法(トライ&エラーとアウトプット)**についてお話しします。

私自身、始めた当初は「地味で根気のいる作業だな」と感じていましたし、
すぐに答えは出ず、失敗したり同じことを繰り返したりの連続でした。

それでも少しずつ続けるうちに、変化が見えてきたのです。

▼前編はこちら

⑤ トライ&エラーを繰り返す

自分と向き合う作業は、一度で答えが出るものではありません。
大切なのは 実践 → 結果 → 考察 → 調整 のサイクルを繰り返すことです。

例:気持ちを書き出す場合

  1. 書いてみる(実践)
  2. しっくりこない(結果)
  3. 違和感の理由を振り返る(考察)
  4. 次は書き方を変えてみる(調整)

私は「実践→結果」で止まってしまうことが多かったです。

ノートに気持ちを書き出してみても、スッキリしないことばかりでしたし、悩むことはできても考えることが苦手でした。

また、意識的にポジティブに書こうとしていたり、誰かに見られたらどうしよう…などと考えて、本音を避けていました。

そのため書いていても全然しっくりこないし、何の解決にもならないんだけど…

と感じることの方が多かったです。

そこに気が付いてからは、

「次はもっと素直に書いてみよう」
「怒りにフォーカスしてみよう」

と、負の部分も掘り下げる調整をしました。

無理に大人ぶったり、常識人のふりをしたり、明るいマインドで解決していく必要はないです。

こうした繰り返しを続けたことで、少しずつ自分の本音が見えてきたのです。

深掘りの感覚は、場数を踏むことでしか掴めません。

諦めずに続ければ、必ず自分のことがわかってきます。

⑥ アウトプットして共有する

どこで誰に向けてアウトプットするか

私が実感したのは、アウトプットはオンライン×価値観の近い人がいるコミュニティがおすすめということです。

コミュニティを選ぶときに大切だと思ったポイントは4つありました。

  • 運営者の発信内容に共感ポイントが多い
  • 有料で無理なく継続できる
  • 治安が維持されている
  • 愚痴吐き場になっていない

SNSや無料ブログも選択肢ですが、

ゼロから始めると壁打ち状態になったり、ネガティブ情報に引っ張られることがあるので注意が必要です。

誹謗中傷や批判を受けにくい安心できる場所を探すことが大切だと感じました。

アウトプットを続けて感じた変化

私は安心して話せるオンラインの場で、約1年にわたり、心についての学び・アウトプット・人との交流を続けました。

その中で、人間関係のつくりかたを見直し、自尊感情を育み、自分についての理解を深めていきました。

その結果として、現在は正社員を辞め、人付き合いやお金の使い方も変化しました。

恋愛を通じて自己実現を求める自分ともお別れでき、孤独感が薄れ、自信が育ったのです。

20年近く自分に悩み続けてきましたが、少しずつ楽な方向に進んでいると感じています。

まとめ

後編では、実践編として以下の2つを紹介しました。

  • トライ&エラーを繰り返すこと
  • 安全な場でアウトプットすること

前後編を通じてお伝えしたいのは、

「自分と向き合うために必要なのは、習慣化」

ということです。

私自身もまだ試行錯誤の途中ですが、以前よりもずっと自分を理解できるようになってきました。

これからも、自分の声を聞く習慣を大切にしたいと思います。

▼三日坊主常習犯の私が継続に成功した方法

▼心のバランスを崩したときに

タイトルとURLをコピーしました