怒り、許せない気持ちを持つことに罪悪感を抱いていませんか?

日常茶飯事です…
怒ることも、許さないことも、決して悪いことではありません。
大切なのは、その感情が極端になりすぎていないか、自分のバランスを見直すこと。
今回の記事では、怒りや許せない感情の根本原因を探りながら、健全な人間関係を築く方法についてお伝えします。
アンバランスさに気づくことが大事
怒りすぎてしまうのなら、我慢をしすぎているのかもしれない。
許せないことが多すぎるのであれば、自分に厳しすぎるのかもしれない。
アンバランスは、心からのSOSです。

呼吸も浅くなっているはず。
怒りや許せない感情の根本原因
私の場合、怒りや許せないという感情の大元には「我慢しすぎている」という原因がありました。
相手に譲ってばかりの自分に問題があったんです。
自分を優先することが恐い
自分を優先する能力が完全に封印されているんです。
反射的にこんな対応してませんか??
- 「選んでいいよ」と言われても過度に遠慮
- 自分が選ぶ時も相手の好みや希望を汲んだ選択をしてしまう
仮に自分の希望を伝えられたとしてもこんなふうに思っていませんか?
- 罪悪感から余計に相手に気を遣ってしまう
- 相手は満足度を考えてしまい気が休まらない
自分の意思を優先してみても、結局相手の満足度に意識がいってしまうんですよね。
どこまでいっても自分の気持ちは置いてけぼり。
これはかなり手強い癖だなと改めて思います。
譲りすぎることで生じる人間関係のバランス
人間関係はバランスが取れるように構築されていくもの。
自分が譲ってばかりいると、譲れない人と、遠慮せず受け取れる人と引き合わされやすくなります。
それなのに、なぜ我慢してしまうのか?
その答えは「相手に悪く思われたくないから」でした。

突き詰めていくと、
相手への思いやりとかではないんですよね。
人から嫌われる恐怖を乗り越えてみる
譲ってばかりの自分をやめて、居心地が悪くなる環境や相手であれば、私には必要ないや。
と再認識することから始めました。
なぜなら今の私には、子供時代には考えられなかった選択の自由があるからです。
- 会社 → 転職できる
- 住む場所 → 変えられる
- 住む場所変えられない → 行動範囲や時間帯は変えられる
- 友人関係 → ネットでも広げられる
- 嫌われても貯金は減らないw
- 大切な人だけが残る
or 誰も残らなくても1人でいればいい
そうこう考えているうちに
「あれ?なんか嫌われても大丈夫じゃない?」
と気づきました。

わかっているつもりのことでも、
あえてもう1度考えてみてください。
気持ちが固まります。
私の具体的な克服方法
1. 慣れと場数を踏む
「嫌われても大丈夫」と言い聞かせても、現場に直面すると昔の習慣に負けてしまいます。
だからこそ、実際に経験して「あれ? 平気だわ」と慣れていく。
しかも体感的には、希望を伝えるために受けるダメージよりも、我慢して譲りまくるダメージの方が何倍も大きく感じました。
しかも、我慢して受けたダメージは尾を引きます。
過剰な我慢は、本当に心身に悪いんだなと学びました。
2. 嫌われる理由を客観視する
意見を伝えた程度で相手が私を嫌うとしたら、「相手にとって都合が悪い」からであって、私が悪いわけではないんですよね。
こちらも伝え方やタイミングを考えて実行しているわけなので、それでダメならお手上げでOKとしています。
嫌われることの本当の影響
実は特にない…(^ω^)
たまに自分の意見や希望を伝えたくらいで不満に思うのなら、相手が異常です。
精神的に健康な相手であればスルリと進んでいきます。
だから嫌われても、生活には何の影響もない。
むしろ嫌われた時には「しめしめ、計算通りだ。君はここで脱落だ。」と思っていれば良いのです。
まとめ
嫌われることへの恐怖を手放したことで、自然と感情のバランスが崩れることが減っていきます。
いきなり完璧は目指さず、小出し小出しで、気分が乗っている時にちょこっと大きな行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
いつも不安だった心に、安心空間ができます。
この空間にいると、とても心地よいですよ♨︎